今日は目黒にある民事執行センターに行ってきます。
民事執行センターは裁判所の機関の一部なんですがなぜか目黒にあります。
民事執行ってのは俗にゆう差し押さえかけて競売にかけたりすることです。
この仕組みと一連の流れを勉強も兼ねて整理してみたいと思います。
まず差し押さえしたい人が債権者。取り立てる権利がある人って事ですね。
次に差し押さえされる人が債務者。支払う義務がある人です。
債権者が単に支払いを求めても拒まれたらおしまいです。
払うもなにも金ないし!とかね。
話が違うから払いたくない!
とかね。
でも借りた事実があれば返す義務も当然ある訳です。
ただここで債権者が債務者の家に上がりこんで家宝の壷を奪い去る等すると、今度は債権者が盗難とか強盗とか刑法の面で罪を犯す事にもなりかねません。
家宝の壷を返せー!!
グサリ…
も同じ事です。
こうなるのを防ぐ為に、ひとまず
債権者は本当に金を渡したか
債務者は本当に返す約束をしていたか
裁判してこれらの事実を確認します。(自力救済の禁止ってやつです)
二つの要件が揃えば両者それぞれ債務者、債権者である事が保証されて、
債務者は債権者に金○円支払え
的な判決が出ます。
実はこの判決が後に結構重要な役割を果たします。
債権差押えする時に必ず必要になるのが 債務名義 なんですが、こんなんでですね、差し押さえする権利ありますです てゆう 公的な証明書です。
さっきの判決が債務名義の役割を果たします。
(債務名義は判決の他にも八つ位ある)
この債務名義に執行文ってゆう『やっちまいな!』的な文章を付けて申し立てします。
申し立ては
債権者が債務者に、更に銀行口座を直接押さえるなら第三債務者として例えば みすぼ銀行、USJ銀行 のように銀行も相手方として扱います。
債務者が事業をしてたりすると銀行から融資を受けていたりするので、裁判所から銀行に差し押さえ命令が下る事があればかなり信用を損なうみたいなんですね。
もうこんな信用ならん会社に融資せんわ!って言われたら非常にまずいです。
そうなってやっと支払う人もいるようですが、このお金だってきっとかき集めたものなんじゃないかと思います。
払うお金があれば判決出た時点で払えそうな感じですよね…
その辺の事情までは知りませんが。
また今日の申し立てで誰かの辛い人生が始まるかと思うと複雑ですが、
都会で生きてくってことは田舎で暮らすのと比べて色々とリスキーな面も多いともいます。
アパート借りる
雇われる
単純に暮らすだけで複雑な契約を二つも要する。
一人として生活していく上で自分にはどうゆう義務があるのかとか、起こりうる損害を防ぐ為にはどのように過ごすのがよいか意識する事を忘れない事が、人生に不利益を生まない最善の方法だと思います。
とかいいつつ、
私もだらし無いから結構危なっかしいわ…
もっとちゃんとしないとなー!!!!!!